介護福祉士養成における家政学実習II(調理)の一考察
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概要
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介護福祉士養成教育における家政学系の教育のあり方について、近年検討が必要であるといわれてきている。本学における家政学実習II、家政学概論IIを担当しているが、どのような教育が今後必要であるか、現在の授業内容から課題を明確にし、今後のあり方を考えていきたいと考えた。学生に対して食に関わるアンケートなどから、介護福祉士をめざす学生といっても物質的に豊な時代を生きる学生であり、食に対して特に関心があるというわけでもないということがわかった。今回は家政学実習IIの授業を振り返り、少しでも改善できるようにと、少人数制教育の実施、実技テスト、演習の試みなどを行ってきた。新しい試みの経過と結果を学生の感想をふまえて報告する。さらに、今後は在宅介護を視野に入れ、生活援助という視点からの家政学実習にするために授業内容の検討が必要である。
- 大阪健康福祉短期大学の論文
- 2005-03-25