学生の理解度、学習意欲度の評価を授業改善へ : 代謝学の講義を通して
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概要
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1年次履修科目「代謝学」での、各授業の展開や教授法の工夫を通して、授業全体の改善をはかるためには、毎回の授業評価が必要と考え、今回、2001年度生および2002年度生について、各授業について、学生自身による講義の理解度および学習意欲度の4段階評価を依頼した。それらの評価と授業内容や感想・質問欄のコメントとの関連、さらに履修時期の変更による影響について検討した結果、両年度とも理解度は十分ではなかったが、学習意欲は全講義期間を通して、高かった (平均値 : <90%) こと、理解度の低い授業に関する要因は、学生のコメント内容を整理することから推察できること、さらに、履修時期の変更による理解度や学習意欲の影響はないものと推察できた。
- 2005-03-25