プレースメントテストでは迅速な評価が要求されるが、作文評価は時間がかかる。評価を容易にする作文問題作成の手掛かりを得ようと、プレースメントのためのテスト作文と文法中心のプレースメント結果を、助詞、テシマウ、テ形接続の3つから照合した。特にテ形接続に焦点を当てて見たところ、上位ではテ形接続ではなく他の接続形式を選んだための誤用傾向が見られた。テシマウについても上位と下位では使用の有無が分かれた。
茨城大学(教養科目)