地域社会における音楽活動の考察 : 旭川市「ネージュ・コンセール (雪のコンサート)」の事例 その2
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概要
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『音楽の街』と呼ばれる北海道・旭川市において、1979年の冬から1996年にいたる18年間にわたり、雪の季節にこだわって開催された音楽会『ネージュ・コンセール (雪のコンサート)』の発足とその主旨、さらにシステム・運営方法 (マネジメント) に関して分析する。当会は、冬の旭川市において、中央の優れた専門家 (作曲家・ピアニスト・声楽家) と地域住民 (音楽家・音楽愛好家・一般市民) が一体となり、一連の音楽会・レッスン・公開講座等を企画してきた。その音楽共同体の中からは海外コンクールで入賞する新人も誕生するなど、地域にとって音楽的なレベル向上に大きく貢献してきた。閉鎖的になりがちな冬の北海道において、雪とともに開催を継続してきた当会の活動内容を「その2」では、18回の各公演をより詳細に分析することで、北方圏における音楽文化の有りかたを考察する。
- 2004-12-20
著者
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