監査における「期待のギャップ」の縮小の一考察(会計・情報領域)
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概要
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企業を取り巻く経済環境が変化し, 企業活動がグローバル化するにともない, その利害関係者間の調整のために, 経済制度や会計制度が高度化, 複雑化する。企業の作成する財務諸表も会計基準の改正により, より専門化してきたため, 会計不正が発生しないように, 会計監査もより高度な監査手続やより明確な監査報告書を作成し, 財務諸表の作成者, 監査人とその利用者の間において, 特に, 監査の「期待のギャップ」の縮小を図るため平成14年監査基準の改正が行われた。そこで英米の監査制度の改正動向を検討し, その内容と効果について比較検討をした。なお, 今後の規則の改正や実務への浸透状況を見ていく予定である。
- 愛知学院大学の論文
- 2004-09-30