中小小売経営者 (飲食業, サービス業を含む) の現状評価に関する意識調査(流通・マーケティング領域)
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概要
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愛知県祖父江町は人口23, 129人の町である (2003年4月1日現在)。30年代, 40年代は繊維産業が盛んで栄えていた。現在, 商店街も昔の元気はない。そこで, 当町の商業活性化とまちの魅力づくり, 地域住民の生活向上に寄与することはないかと祖父江商工会がまちづくり委員会を設置した。そこで祖父江町で小売業, 飲食業, サービス業を営む経営者と地域住民に対してまちづくりに対して調査を実施した。本稿は経営者に対してアンケート調査した概要である。主な内容は (1) 後継者の育成や地域サービス提供などの将来見通し, (2) 商店を利用する人が少ない理由, どんな町になればよいか, どんな施設があればよいかについて商店経営者と地域住民に同様の質問をすることによって現状評価認識の分析を試みた。(3) 商店の組織化に関する意向をまとめたものである。この調査結果から祖父江町のまちづくりや小売経営者並びに商工会の発展のヒントを出したいと願っている。
- 愛知学院大学の論文
- 2004-09-30