精神看護学における家族に関する学びの内容 : 学生のレポートを分析して
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概要
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本研究の目的は、精神障害者の家族の理解を図るために用いた手記の読後感より、学生の学びの内容を明らかにすることである。自由記述されたレポートをテキスト化し形態素に解析し、単語レベルにおいて名詞のなかの「家族」の言葉に着目し、家族の言葉を含んだ記録単位において、内容の類似性に基づき分類を試みた。その結果7カテゴリーに分類でき次のようにネーミングした。それは「家族の気持ちの理解」、「家族の崩壊の危機」、「家族が患者理解する大切さ」、「家族援助の必要性」、「家族援助の方法」、「家族のあり方」、「家族の再生に向けて」であった。これらのカテゴリーは、学習目標を達成するものであった。
- 奈良県立医科大学の論文
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