都市銀行の費用効率性の時系列的変動
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概要
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本稿の目的は1988年度から1996年度までの財務データとノンパラメトリック法を用いて都市銀行の費用効率性の時系列的変動を考察することである.その結果は以下のように要約される.第1に生産物の指標に何を用いるかによって費用効率性の推定結果は異なる.第2に推定の対象となった期間で,大半の都市銀行は規模の経済,または規模の経済一定の水準で営業を行っていることが観測された.第3にほぼ推定期間を通じて純粋な技術的効率性と資源配分上の効率性との間に相関関係は観測されなかった.
- 立命館大学の論文
- 2005-03-31