需要額対比指数による財政健全度の逆転 : 道府県の段階補正の見直し可能性
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概要
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段階補正による1人あたり需要額の嵩上げは、これを分母とする対比指数を引き下げる。財政力の高い大都市圏自治体はバブル崩壊後の税収減で交付団体への転落と、対比指数の上昇により、経常収支比率の悪化に陥った。他方、財政力の低い地方圏自治体は、段階補正による手厚い交付税と低い対比指数で財政の健全性を維持し、財政健全度の逆転が生じている。
- 大阪産業大学の論文
- 2004-02-28
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