職業選択に対する学生の考え方と親への相談状況との関係 : 新入生を対象にして
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概要
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本学1年生(看護学科,保育科,人間生活学科人間福祉専攻・食物栄養専攻)283名を対象に,入学動機とその決定に対する親の関与状況について質問紙調査を行った。その結果,本学への進学を決定した理由は「目指したい職業の免許・資格を取るため」が66.1%で最多であった。親への進学に関する相談内容は,「本学を受験すること」「受験校の選定」について含め41.4%,次いで「将来や進路の選定について」が33.3%であった。進路決定時期は,中学校以前が48.4%で,高校時代が47.3%であった。親からの職業選択に関する影響度で,「全くなかった」と答えたものが42.8%であり「大いに受けた」15.5%で,最多だったのは看護学科の40.0%であった。今回の調査から,学生は職業選択についての意思決定を既に中学時代という早い時期にしていることがわかった。このような学生の主体性を尊重し,支援することの重要性が示唆された。
- つくば国際短期大学の論文
- 2005-05-31
つくば国際短期大学 | 論文
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