ホジエン族の叙事詩「イマカン」から
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概要
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中国黒龍江省最北のアムール河、ウスリ河、松花江流域には、中国で最も少数の民族ホジェン族がいる。彼らは文字を持たず、伝承により文化を伝えているが、漢語の教育普及と経済の立ち後れから近代化の波に押し流され消滅しようとしている。 ホジェン族の伝承文学の中で、謡を織り交ぜて語られる叙事詩「イマカン」は、アイヌの英雄叙事詩ユーカラに似ている。本稿では、ホジェン族、ホジェン語に続いて、伝承文学、特にイマカン、およびイマカン「シルダル」物語について紹介する。
- 2000-02-20