フランス語によるお話作りの授業実践報告
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概要
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2004年度前期に、文学部仏語学・仏文学コースの2,3,4年生を対象に、フランス語によるお話作りの授業を行った。本稿はその実践報告である。授業は、第一段階で三つのおとぎ話を読み、第二段階で各自がお話を書き、最後にクラスで自分のお話を語るという構成で進めた。お話を読み、書くことを通じて学生間の共同作業を実現することができた。添削の作業は興味深い意見交換の場となった。われわれは、修正すべき部分と学生の個人的な表現を守るためにそのままにしておく部分との間で均衡を見出す必要があった。フランス語で書くことの難しさにもかかわらず、銘々が個性的なお話を書くことができた。
- 2005-03-24