授業場面における文学作品の理解過程に関する研究(教育心理学関係博士論文要旨(2003年10月〜2004年9月))
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概要
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小学校の文学作品「ごんぎつね」の全授業を通じ学習記録,個別インタビューを含むデータを収集,理解の全体表象及び理解過程を表現しうるモデルを仮説的に提案した。さらに同モデルを適用し,授業を通じ理解がいかに変化するか,「表象書き換え仮説」に照らして分析した。4年生では当初生成した枠組みに基づき精緻化する活動に資源を費やし,一定の理解が成立した後に視点の移動を含む「立体的読み」へ変換しうることを明らかにした。
- 日本教育心理学会の論文
- 2005-03-30