異なる鋭さをもつ切欠部の降伏の実物光塑性解析
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概要
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底部の曲率半径Rを変えた90°V形切欠および半円形切欠をもつ構造要素が,切欠底部で局部的降伏をおこし,更に無制限流れに至る過程を,アルミニウム合金試験片にエポキシ・ポリサルファイド共重合体(エポキシ・ラバー)皮膜を接着し,実物光塑性により解析した.この結果,切欠底の弾塑性応力集中係数σ/σ_0および歪εの基準応力σ_0による変化の模様が明らかにされ,局部的降伏開始後のσ/σ_0〜σ_0関係は切欠の鋭さによらず略同一の双曲線状曲線にのること,R→0の場合も含め,P_Y(flow limit)/P_<Y0>(局部的降伏のはじまる荷重)〓1.75〜3.7程度の値をとることが知られた.
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