輸出の循環的変動の分析 (森一夫教授古稀記念論文集)
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概要
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本稿では、輸出総額の短期循環を検出した杉野(2001)にもとづき、7年から12年、平均10年の周期を持つよりスパンの長い輸出成長率の中期循環を検出し、この輸出の中期循環の山・谷の日付を設定することを目的としている。さらに、中期循環の主要指標である投資比率(民間設備投資/GDP)を軸とし輸出成長率の中期循環との関係を考察した。その結果、第11循環以降は投資比率とのタイミングも安定しており、同じような動きをすることがわかった。This paper shows a medium-term export cycle with a 7 to 12 years interval during the peak of each cycle, and reveals that the capital investment rate accords with the total exports at least after the 11th business cycle.
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