1972年〜2000年のアメリカ家政学における学会誌掲載論文の研究動向 : 雑誌別にみた研究領域の特質
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概要
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本論では,1972年から2000年のアメリカ家政学会誌2種類(リサーチおよびジャーナル)に掲載された論文2,082本の研究動向を分析し,雑誌別にみた研究領域の特質を把握した。両雑誌を10研究領域に分類した結果,掲載された論文の領域構成比には有意差が認められた(p<0.01)。ジャーナルは,家政教育学領域,家政学原論領域の掲載率が高く,合計で4割を超えた。一方リサーチは,被服学領域,食物学領域の掲載率がそれぞれ高かった。時系列的にみると,近年代のジャーナルは家政教育学領域の掲載率が増加したが,リサーチは食物学領域の掲載率が減少した。
- 大阪教育大学の論文
- 2005-09-30