燃料資源と其利用(講演大會, 第九回大會講演録)
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概要
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燃料資源は主として天與に俟つものにして其種類並に分布は地方に依りて異り國に依りて貧富あり故に之が開發に當りても四圍の状況に左右せらるゝ所多く一地方に於て有利なる燃料資源も他地方に於ては必ずしも然らざる場合あり、亦他國に於ては等閑に附せらるゝ燃料資源も其國に於ては却て重要性特に著しきもの尠からず、要は地理的に惠まれたる燃料資源を以て地方の事情に即したる利用法を考究すること最も肝要にして之に依て始めて一國産業の大を期し得べき所以なりと信ず 演者は一、二の實例をとらへて地方的燃料資源の開發有効利用の必要を論じ識者の考慮を煩はさんとす
- 一般社団法人日本エネルギー学会の論文
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