電氣熔接を用ひたる鐡筋コンクリート構造法に關する研究 (第1報)
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概要
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本研究は主旨は電氣熔接を用ひて合理的な鐵筋コンクリート構造法を確立せんとするにある。本法報告は先づ其第1報として、小型の鐵筋モルタル梁試驗體を用ひてコンクリート中に於ける鐵筋熔接部の影響及び其コンクリートとの協力作用等を吟味せる實驗の結果である。 定量的な事項に關しては次囘の實物大試驗の結果に俟ねばならぬが、本實驗の結果、大體鐵筋の熔接部は其設計宜敷きを得ればコンクリート被りに惡影響を及ぼさず、且コンクリートとの協力作用も從來の施工法に比し却つて良好ならしめ得る事が判った。
- 社団法人日本建築学会の論文
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