住工混在地のオープンスペースにおける重金属の挙動について(平成11年度 日本造園学会研究発表論文集(17))
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概要
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わが国における市街地土壌汚染問題への対策は緒についたばかりである。汚染の実態も十分に把握されていない。筆者は,典型的な住工混在地で,激甚な大気汚染公害等を経験した大阪市西淀川区において,工場跡地が再開発された都市公園等をサンプルにして,オープンスペースにおける土壌環境対策の経緯,重金属の挙動等について調査した。その結果,行政においては,工場跡地等の再開発の際に土壌環境調査を行っていないこと,工場跡地等であったという環境履歴が把握されていないこと,そのような公園の一部で実際に環境基準を上回る重金属汚染が検出されたこと等を明らかにした。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 1999-03-30
著者
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