九州地方における景観行政の現状(平成13年度 日本造園学会研究発表論文集(19))
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概要
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本研究は,九州地方の景観行政の展開状況を把握し,各自治体が景観行政の方向性を導く一助とすることを目的とした。調査は九州地方の政令市,県及び県庁所在地がある自治体を対象に行い,各自治体が策定している景観条例を収集しその内容と構成を把握した。その後,各自治体の景観行政担当者に対する面接調査または電話インタビューを行い,条例に基づいた施策展開として景観形成地区の種類と指定状況や運用について比較した。その結果,各自治体の景観形成方針と景観条例構成には類似性がみられた。また,各自治体が景観行政の施策展開を活発に行うためには,自治体の景観行政担当者の強い意志,市長や県知事の景観行政の関心度,などに深く関係することが確認できた。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 2001-03-30
著者
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