同一価値労働同一賃金原則(コンパラブル・ワース)と企業内男女間賃金格差の実証分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年,男女間賃金格差問題に対して「同一価値労働同一賃金原則」(コンパラブル・ワース)が新しい基準として出されてきた。本稿は,同一価値労働同一賃金の原則を理論的背景として用いて,一日本企業の実証分析を行う。日本企業の男女間賃金格差が,男性と女性労働者が行っている職務(あるいは労働)の価値差に起因している正当な格差であるのか,あるいは職務の価値が同じであるにもかかわらず生じている性差別的格差であるのかを検定する。
- 慶應義塾大学の論文
- 1994-10-25