ヒトサイクリンAのC末端領域に存在する荷電アミノ酸クラスターの1つはサイクリン依存性キナーゼの活性化に必要である
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概要
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サイクリンはサイクリン依存性キナーゼ(CDK)の制御サブユニトであり,CDKの活性化に必要である。ヒトサイクリンAはその中央にあるサイクリンボックス領域を介してCDKと相互作用するが,そのC末端側領域の機能は殆ど未知である。我々は,C末端領域の荷電アミノ酸クラスターの1つにおける変異としてCDK活性を伴わない変異を新規に分離した。この変異は顕著なタンパク不安定性を示したが,プロテアソーム阻害剤によってタンパクを安定化させてもCDK活性を伴わなかったことより,そのC末端領域の荷電アミノ酸クラスターがCDK活性化に必要であり,またタンパク安定性にも関与することが示唆された。
- 2001-06-20
著者
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吉川 博文
東京農業大学応用生物科学部
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吉川 博文
東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科
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千葉櫻 拓
東農大・応生科・バイオ
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千葉櫻 拓
東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科
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吉川 博文
東京農業大学 応用生物科学部 バイオサイエンス学科
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