Deductive SystemによるCプログラムのポインタ解析
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概要
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本論文ではCプログラムに対するflow/context-insensitive, inclusion-based, field-sensitiveなポインタ解析の新しい定式化および実現方法について述べる.inclusion-based, field-sensitiveなポインタ解析は多くのコンパイラ最適化を可能とする高い解析精度を持つが, その解析効率(scalability)の点で実用性に疑問が持たれている.Cにおけるポインタ解析の効率向上については, これまで多くの手法が提案されているが, その大半はfield-sensitiveな解析を対象としておらず, 構造体メンバ参照式等のない単純な言語におけるfield-independentな解析に対するものである.Cに存在する複雑な構文要素を扱うfield-sensitiveな解析にそれらの手法を適用することは容易ではなく, 解析効率を高めるために複雑な実現を必要とし, 解析処理系の品質確保を難しくする.本論文では, 解析を式の構造に基づきdeductive systemにより定式化することで, 実用的な解析処理系に望まれる, 高い解析効率と実現の容易性の両立が可能となることを示す.実現方法の特徴は, 定式化された解析規則を関係代数演算として書き換える点にあり, これにより関係databaseの基本的な最適化手法の利用が可能となる.
- 2006-02-15
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