石炭エネルギーと環境の調和(今後のエネルギー供給の課題)
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概要
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21世紀の初頭に当たって、これからのエネルギー供給の姿を100年間のスパンで考察して見たい。過去を振返り、将来の姿を描くことによって逆に現在何をなすべきかと言うことが明確に把握できると考える。21世紀のエネルギー源はやはり化石燃料が主体で、利用形態もこれを燃料とする火力発電が依然として主役と考えられる。しかし化石燃料をエネルギー源とする以上、その寿命は化石燃料の枯渇と共に尽きる。21世紀を通して存続できる化石燃料は石炭しかない。従って各化石燃料の消費を最小化する技術の確立-----高効率利用技術を最短で実現すると共に、特に石炭について環境に調和したクリーンな使い方を早急に確立し、持続可能なエネルギーの増加と新しい人類社会への適応を支えて行く必要がある。更に現在話題になっている地球温暖化問題----CO_2問題についても正しい認識と対応が必要である。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2004-03-03
著者
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