製造業における立地選好度の評価法
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概要
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本研究は, さまざまな立地環境要因に対する選好度(ウェイト)の評価法を二つ提案したものである.一つは, 立地の実績データを用いて, 各業種の現実の立地が, 各要因にどれだけのウェイトを置いてなされてきたかを分析するためのものであり, また, 一つは, 各要因を知ることによって得られる情報量の最大化という行動仮設のもとに, 立地主体が行動した場合, どのようなウェイトになるかというものである.これらの方法を, 製造業各業種について適用した結果, 前者については, 一応の結果が得られた.これを用いることにより, 現実の各業種の立地パターンが, どのような要因を選好することによって形成されたか, 数量的に把握することが可能となる.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1980-06-30
著者
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