保育所における「就学前教育のねらい」のあり方 : 幼稚園教育要領と保育所保育指針の比較検討から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本において,就学前教育をおこなう代表的なものとして幼稚園と保育所があげられる。学校教育である幼稚園は公的なカリキュラムとして幼稚園教育要領に沿って保育がおこなわれ,社会福祉事業として位置づけられている保育所は保育指針に沿って保育がおこなわれる。両者は目的の違いから,幼稚園は教育の場として,保育所は養護と教育の場としての機能をもっている。就学前の幼児教育を一元化する意味から,保育所における教育は幼稚園養育に準じておこなわれることになっている。そこで本研究では,保育所において,幼稚園要領に準じた教育のねらいが保育所保育指針に,どのように示されているのかを両者のねらいを比較検討することで明らかにしようとするものである。
- 福岡国際大学・福岡女子短期大学の論文
- 2004-02-02
著者
関連論文
- 保育実践のためのカリキュラム : 3歳以上児の水遊び(プールでの活動)
- 10 保育園での潜在的被虐待児の早期発見と対応に関わる諸問題をめぐって : 実態と課題(自主シンポジウムC)
- 保育計画モデルの作成(1) : 3〜6歳児用
- 保育所における「就学前教育のねらい」のあり方 : 幼稚園教育要領と保育所保育指針の比較検討から
- P7-55 保育場面での児童虐待防止における協働の技量を育成する研修プログラムの検討(測定・評価,臨床,障害,ポスター発表)