TMT分析モデルにおけるパワー構造要因の重要性 : 社長-TMTメンバー間異質性に関する実証可能性の検討
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概要
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本研究は,TMT研究におけるパワー要因とプロセス要因に関する新たな視角を提示するための試験的な議論を展開している。特に,先行研究によって個別に扱われてきたパワー要因やプロセス要因に関する,統合的な視点の重要性と,それらの要因間の相互作用の重要性を指摘している。より具体的な分析モデルとして,コンフリクトとパワー構造に注目した分析モデルが提案され,それらの実証可能性が検討される。さらに本格的な実証研究に先立つパイロット調査として,パワー構造の影響を考慮した,コンフリクトの組織パフォーマンスに対する影響を検討し,今後の課題と展望に言及する。
- 北海学園大学の論文
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