組織と調整の管理論(そのII)
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概要
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組織と調整の管理論(そのI)においてはFollet, Fayol, BarnardやMcfarlandの組織における調整論を言及できたが,その中でFolletは部門における自発的協働体系の確立への提案とコミニュケーションと第三の方法による統合化のための結合責任(相互依存性を含んでいる)について論及し,「部分と全体との交織情況」が調整機能をあらわすものとしている。Fayolは均衡の原理と有機的調和と情況適合の内容をもつ調整機能を強調している。Mcfarlandは個人と全体との関係・調整とCooperationとの関係,個人の努力が協議という行動を通じて業務活動がつくられる情勢づくりを造り出している。Barnardにおいて組織の均衡論と適応的調整論との関連のもとに調整機能を言及している。今回は調整の管理論の発展という立場に立ってMcfarlandの所論を詳述し,財務Controlと調整,Feed Back Controlと調整の関連について論及したいとおもう。
- 札幌大学の論文
- 1976-01-26
著者
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