プログラム実行時間のキャッシュ容量とアクセス範囲による挙動の計測 : 動的コード書換えと高精度時間計測による効率化
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概要
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キャッシュ容量などシステム構成のパラメータを実際のプログラム実行時間より推定する場合,アクセス範囲などを変えた一連の実験のスケーラビリティから求める方式が知られている.測定用プログラムに動的コード書換えの技法を適用することと時間をナノ秒単位の精度で計測することで,測定サイクルを大幅に短縮する方式を提案する.この手法を用いることで,既存の手法と比較すると総計測時間の速度向上比が約90になり,測定用プログラム以外のプロセスによる実験データの変動が減少した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-03-08
著者
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