フィリピンにおける中等理科教育カリキュラム

概要

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理科は教育上重要な教科の一つである。それは,身の周りの現象や出来事に関して学び,よりよく発展させることに関連するからである。一方,中学校教育は初等教育と高等教育をつなぎ,学習者が大学に入るための準備するための側面もある。フィリピンの中等理科教育は,以前から改革がなされてきた。これらの中等理科教育における改革でフィリピンにおける様々なタイプの中等学校が創設され,異なった理科カリキュラムが実施されている。フィリピンには,カリキュラムの異なる2つのタイプの中等学校である普通学校と職業学校がある。職業学校は職業教育コースとしての中等カリキュラムを実施し,普通学校は4年間の一般的な教科に基づいた中等カリキュラムを実施している。サイエンスハイスクールでは中等教育カリキュラムに加え,高度な理科,数学,および英語のカリキュラムが実施されている。本論文ではフィリピンサイエンスハイスクール,リージョナルサイエンスハイスクール,および一般公立高校の理科カリキュラムを整理しその特徴について述べる。また,地学の教育内容に関して整理しする。
鳴門教育大学の論文
2005-02-08