時空間テクスチャ要素モデルによる非定常な気象レーダパターン移動・変形予測方法
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概要
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本論文では,過去の気象レーダパターンから未来のパターンの変形と移動を同時に予測するダイナミックス・テクスチャー法について論じている.集中豪雨や台風がつくりだす降水(雨量・雨域)パターンは,局所的に差分情報をもつ複数のパターンの複合体と見なすことができる.このことから,降水パターンをさまざまな時空間テクスチャパターンで近似し,偏微分方程式により予測する方法について提案している.パターン速度は、オプティカルフロー法と特異値分解により推定し,速度予測はナビエ・ストークス方程式を適用して渦構造再構成と気圧推定を行っている.予測精度の結果から,本手法の局地防災情報としての有効性を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-04-11
著者
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