高温超伝導フィルタサブシステムの開発
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概要
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高温超伝導(HTS)薄膜を用いた移動体通信基地局受信用フィルタサブシステムを開発した.フィルタサブシステムの主な構成要素は,フィルタ,LNA,冷凍機,真空断熱容器,断熱ケーブルである.冷凍機には信頼性に優れるパルス管式冷凍機を採用している.サブシステムの小型軽量化を図るために圧縮機はシングルピストン型としている.フィルタは3インチφ基板上に形成した32段フィルタにより30dB/500kHzというシャープなスカート特性を実現できた.更に2インチφ基板で24段フィルタを開発した.この24段フィルタとLNAを各2個搭載したサブシステムのサイズは28kmm(W)×210mm(D)×260mm(H)であり,重量は制御系を含めて11kgであった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-04-10
著者
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