国際標準における光ディスクの期待寿命推定法(記録媒体の信頼性)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
光ディスクは, 高度情報化社会の大容量情報媒体として幅広い分野で爆発的な普及が進み, すでに光ディスクをパッケージ情報媒体とした大量の情報蓄積が行なわれている.このため, 光ディスクの保存情報に対する信頼性(寿命)を明らかにする要求が強くなっている.光ディスクの場合, 光ディスクの変形・形状劣化などの機械的要因や記録膜などの物理的要因により信頼性寿命が規定される.物理的要因による寿命は, 事務所や家庭の一般保存環境のもとで長期保存されている間に記録膜の特性が少しずつ劣化して生じるものと考えられる.本稿では, 国際標準規格で制定されている光ディスクの寿命推定法を解説した後, その手法を用いて高密度光ディスクの期待寿命推定を行った結果について述べている.
- 2005-09-01
著者
関連論文
- 光ディスク信頼性試験の標準化の現状 (特集 青色レーザを用いた光ディスクの注目技術)
- 国際標準における光ディスクの期待寿命推定法(記録媒体の信頼性)
- 電子画像保存のための光ディスクの環境信頼性評価(2)書換え型光ディスクのアーカイバル寿命評価方法の検討
- 電子画像保存のための光ディスクの環境信頼性評価(3)統計解析を用いた寿命評価法の検討
- 電子画像保存のための光ディスクの環境信頼性評価(1)相変化光ディスクの寿命評価の検討
- 光記録
- 光ディスクによるデジタル情報の永続的保存を\n目指して