わたしにもスポーツができる
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
障害者スポーツの代表的なものとして車椅子バスケットボールがあるが, 最近は障害に応じた多種多様なスポーツの選択ができるようになり, 多くの障害をもった人たちが生活の中でスポーツを取り入れ, また日常生活において介助を必要とする重度の障害をもった人たちもスポーツに挑戦できる時代になってきた。重度脳性麻痺者がスポーツをするために必要となる競技用具が研究開発されるようになってきたことが重度障害者がスポーッ参加できるようになった要因である。本稿では, 個々の障害に応じた競技用具の工夫について紹介する。足蹴り用レーシング車椅子 脳性麻痺でも上肢機能が下肢機能よりも劣っている場合に, 下肢で車椅子を駆動させてスポーッを行うための車椅子である。下肢で地面を蹴って駆動させるために, 後ろ向きでの走行になる選手もいる。その場合の車椅子では, キャスター部分が背側に付けられており, ハンドル操作は体側部分に付けられたハンドルレバーの操作で行われ, キャスター部分と連結しており, ダンパーを取り付けることでハンドルレバーを触らない時は直進できるようになっている(図1, 2)。
- 2005-06-20
著者
関連論文
- 1054 障害者投てき競技における調節式スローイングチェア(座投一)の開発・適応について(生活環境支援系理学療法21, 第42回日本理学療法学術大会)
- わたしにもスポーツができる
- 陸上投てき競技用調節式スローイングチェアの開発について(一般演題,アダプテッド・スポーツの輪を広げよう!〜地域・学校・施設の連携を考える〜,第26回医療体育研究会/第9回アジア障害者体育・スポーツ学会日本部会第7回合同大会)
- 重度脳性麻痺者のスポーツと理学療法士の関わりについての一考察(スポーツ)
- 重度障害者スポーツ