糖尿病患者の歩行時にカロリーカウンターによって測定されたエネルギー量の妥当性
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概要
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インスリン非依存型糖尿病患者21例の換気性作業閾値の強度に基づく歩行運動において, 加速度計測機能を持つカロリーカウンターが測定した総消費エネルギー量と運動によるエネルギー需要量の妥当性を検証するため, 呼気ガス分析法より求めた値と比較検討した。その結果, 両方法により求められたエネルギー量の間に, 有意差は認められなかった。また, 総消費エネルギー量測定において, 両方法の間には, 高い相関があった。以上のことから, 糖尿病患者の歩行運動程度の強度ならば, カロリーカウンターは, 総消費エネルギー量や運動によるエネルギー需要量を反映すると考えられる。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1995-07-31
著者
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横地 正裕
国立名古屋病院リハビリテーション科
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横地 正裕
国立名古屋病院 リハビリテーション科
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新実 光朗
国立名古屋病院
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新見 光朗
国立名古屋病院
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横地 正裕
国立名古屋病院
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新見 光朗
国立名古屋病院内科
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新実 光朗
国立名古屋病院内科
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