理学療法施行中における急変患者の発生と予防対策
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概要
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過去2年6カ月間に理学療法室内でみられた急変患者例を集計分析し, 急変内容とその原因, そしてそれらの予防対策について検討した。急変患者総数は12例であり, 転倒によるものが最も多くまた訓練時間内に再発作を起こしその後死亡したものが2例みられた。急変内容から環境設備上の問題, 患者側の問題, スタッフ側の問題, その他の4種類の原因別に分類でき, これらの原因別分類に応じたそれぞれの対策をまとめた。安全対策および事故防止には理学療法士(以下 PT)個々の努力と, 治療に対する理解と協力を求める患者教育が必要である。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1993-12-31
著者
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園田 滋
下都賀総合病院理学診療科
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上野 晃
平成園
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加藤 祝也
獨協医科大学病院リハビリテーション科
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巻島 宏
獨協医科大学病院リハビリテーション科
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荒川 智江
獨協医科大学病院リハビリテーション科
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佐藤 昌代
獨協医科大学病院リハビリテーション科
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加藤 祝也
獨協医科大学 リハビリテーション科学
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