慢性肺疾患患者の酸素吸入量変化による歩行能力の検討
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概要
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今回, 安静時空気下において低酸素血症をきたさず, 歩行時低酸素血症をきたす症例に酸素吸入を行い歩行距離がどの様に変化するか検討した。対象は, 慢性閉塞性肺疾患患者 2名, 慢性呼吸不全 1名であった。課題は, 空気下と鼻腔カニューレにより 1l/min, 3l/minの酸素吸入時における 6分間歩行であった。測定項目は, 歩行距離, 自覚症状, 酸素飽和度(パルスオキシメーター), 心拍数, 休憩回数であった。その結果, 酸素吸入量を増やす事により歩行距離の延長, 自覚症状の改善, 酸素飽和度の改善, 休憩回数の減少の改善がみられた。
- 1993-11-01
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