信頼性工学の現状
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概要
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米国宇宙航空産業界は、国防省(DOD)の調達へのMIL規格の適用に距離を置く旨の国防長官通達の成り行きを、引き続きかたづをのんで見守っている。他方、品質保証プログラム規格集のISO9000番台は、相対的にかつ着実に世界で通用する規格になりつつある。現在取り上げられている問題には、信頼性予測の正確さ;プラスチック累積回路への適用;信頼性向上を目的としたコンピュータ支援技術;ソフトウェアの信頼性に関するものが多い。共同研究およびネットワーク作りが増えており、信頼性に関心を持つグループの結成がインッタネットに基づいて行われる例も多い。数多くの有用なツールが多数入手できるようになったものの、依然として問題を楽に解決するための"特効薬"はない。
- 日本信頼性学会の論文
- 1995-07-10