半導体産業における品質システム認証登録制度と信頼性管理
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概要
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その組織における信頼性管理活動を, 体系的, 効果的, 且つ継続的に実行する為に, ISO 9000s品質マネジメントシステム国際規格や, 代表的な産業別セクター規格であるQS-9000品質システム要求規格などが, 国際的に共通の"器"として, 大きな役割を担っている.しかし, その組織の品質マネジメントシステムが, これらの国際規格や産業別セクター規格に認証登録できたからと言って, それだけをもって信頼性管理・技術が期待通りの成果を挙げることにはならないことは言うまでもない.ビジネスプロセスの, 特にその上流プロセスの段階で, 予防の管理・技術としての信頼性管理・技術が果たすべき役割は, 益々, 重要になってきている.従って, その組織の人々が共有する品質マネジメントシステムなる"器"の中に, 信頼性管理・技術を, どのように組み込むべきであるかは重要な課題であり, 十分な注意と工夫を必要としている.ここでは, 半導体デバイス製造業の立場から, 品質マネジメントシステム国際認証登録制度と半導体信頼性管理・技術との関わり, 及び役割について述べる.
- 日本信頼性学会の論文
- 2001-04-25
著者
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