実用性評価を目指した山梨リニア実験線のシステム建設
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概要
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山梨リニア実験線は超電導磁気浮上式鉄道の実用性評価を目的として建設された.同実験線は全長18.4kmながら, 将来の営業線に必要な機能を一通り備えた大規模システムである.システム建設に当たっては, システム管理組織をおき, デザインレビューや実用性評価指針に基づく事前評価を行った.その結果, システム完成後, 実用性の実証試験は順調におこなわれ, 2000年の春には実質的な実用化に向けた技術上のめどが立てられるものと期待されている.本稿では, 山梨リニア実験線のシステム建設をどのように推進してきたかのべる.
- 日本信頼性学会の論文
- 2000-01-25
著者
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