カナダの療育支援システムから学ぶ理学療法士の役割
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1998年11月, カナダの総合的な療育センターであるBloorview McMillan CenterとSunny Hill Health Center for Childrenで脳性麻痺児の治療プログラムと地域に根差した療育支援サービスについて研修する機会を得た。これらのサービスは, いずれも1985年前後に開始された新しいものであり, 身体に障害をもつ子どもたちが地域社会の中で自分らしく生きていくことを目的としていた。理学療法士は生活に密着した支援, すなわち, 子どもと家族の悩みや不安に心を配り, 実際の学校生活や家庭生活に入り込んだ具体的な改善策を施していた。本稿では研修した療育支援サービスの内容を紹介し, 当施設の現状と今後の課題を述べる。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 2000-03-31
著者
関連論文
- 脳性麻痺児に対する整形外科的選択的痙性コントロール手術後の粗大運動能力と実用歩行能力の経時的変化
- 歩行可能な脳性麻痺児の立位・歩行能力と下肢関節可動域との関連
- 254 脳性麻痺児の膝伸展筋力と立位・歩行能力との関連(神経系理学療法,一般演題(ポスター発表演題),第43回日本理学療法学術大会)
- 602. 脳性麻痺児における粗大運動能力分類システムの信頼性の検討
- 166. 脳性麻痺児の運動能力評価におけるGross Motor Function Measure (1993)の信頼性
- 450. GMFM(1993)による脳性麻痺児の運動機能評価 : LMATとの比較
- 580. 脳性麻痺児に対するHome ex.の効果について
- 早期療育において療法士が家族と協力するための要因(小児理学療法シンポジウム,理学療法の可能性,第41回日本理学療法学術大会(群馬))
- カナダの療育支援システムから学ぶ理学療法士の役割
- 3.早期療育において理学療法士が家族と協力するための要因(家族中心療育サービスの実際,小児理学療法シンポジウム,理学療法の可能性,第41回 日本理学療法学術大会)