インドネシアの理学療法 : 日本理学療法士協会・国際部の派遣活動を通して
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概要
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インドネシアの理学療法の現状を報告する。理学療法士は約1500名おり,開業している者もいる。理学療法士協会は1968年に設立され,ラジオ番組を1つ持ち,理学療法の広報活動にも力をいれている。インドネシアには障害者が550万人いると推定され,身体障害者はそのうちの3割を占める。理学療法は物理療法が中心に行われている。理学療法士の養成は1954年に理学療法助手の教育が始まり,1964年には3年制の養成校が設立され,現在では公私立合わせて8校ある。大半が1980年代後半に設立され,人気が高く例年7倍近い入試倍率となっている。理学療法士の博士号保持者はいないが,修士号保持者は3名いる。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1996-07-31
著者
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久野 研二
国際協力機構:日本福祉大学coe
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久野 研二
国際協力事業団青年海外協力隊
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久野 研二
CBR開発・研修センター
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クントノ ヘルーポルボ
ソロ理学療法学院
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タカリニ ナワンサシ
ソロ理学療法学院
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