2歳児ギラン・バレー症候群の一症例
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概要
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2歳7か月発症のギラン・バレー症候群 (Guillain-Barre syndrome; 以下G.B.S.)一症例に対する理学療法を経験した。運動障害の極期は, 完全四肢麻痺を呈し, 頸定も不可能で四肢近位筋群にも障害が著しかった。しかし発症後5か月で暦年齢相応の運動機能獲得に至った。理学療法では, 幼児例であることから, 運動障害の中心である筋力低下の評価に困難を極めた。運動発達過程を考慮した早期からの立位歩行プログラムは, 患児の運動機能の向上や, 動機づけとして役立ったと考えられる。
- 1993-03-01
著者
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