Transferを考える「四肢麻痺の場合」
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概要
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トランスファー動作は四肢麻痺患者にとってはSelf-Care. APDLの拡大に欠くことの出来ない重要な基本動作である。四肢麻痺を伴う頚髄損傷者のトランスファーを可能, 不可能とする因子として残存能力があるがこれは受傷レベルによって決定される。しかし残存能力以外の Impairment要因や患者の様々な要因によっても大きく影響を受けている。これら因子により, 患者は各々微妙に異なったトランスファー動作パターンをおこなうこととなる。今回, 四肢麻痺を伴う頚髄損傷者のトランスファー動作分析を行い, 個々の動作パターンを調べるとともに, その要因について検討を行ったので報告する。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1990-03-10