脳血管障害患者の知覚障害 : リハビリとの関連で (脳血管障害 : 随伴症状に対する理学療法)
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概要
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脳血管障害による片麻痺患者の知覚障害について, リハビリとの関連で種々の検討を行った。1. 末梢神経に対する中枢神経障害の影響を, 片麻痺患者の筋皮神経知覚枝の健患側での, SCV, SNAPを比較することで検討し, その結果は否定的であった。2. 片麻痺患者の知覚障害の上肢, 歩行機能予後推定に及ぼす影響について検討した。まず, 自覚的知覚障害の有無では, 独歩不能率に有意差はみとめなかった。他党的知覚障害評価には, SEPを利用した。片麻痺患者の上肢機能と上肢SEPは有意の相関を示し, 歩行機能と下肢SEPは, 相関をみとめなかった。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1988-03-10
著者
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