安全なトンネル施工を目指して : 東京を洪水から守る(安全と信頼とリスク : 安全・安心な社会を目指して)
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概要
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都市災害の一つに集中豪雨による洪水がある.東京の神田川もその一つであるが,東京都はその災害対策として,環状7号線の地下に大規模な調節池を建設している.地下40m以深で公共性の高い地下構造物については,地上権設定等が不要となる大深度法の制定も背景にあるが,やがては大深度地下にもう一つの河川ができ,住民の安全を守ることになる.この工事を担う土木技術者に課せられた使命は,安全かつ成功裏に事業を遂行することである.本稿では,事業の概要と併せ,無事故無災害はもちろんのこと,沿線住民への環境負荷を軽減しながら,社会の安心と信頼を得るべく奮闘しているここ神田川シールド作業所における取り組みについて紹介する.
- 日本信頼性学会の論文
- 2004-09-01
著者
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