馬における Chloramphenicol の筋肉内注射および経口投与後の血中濃度変化について
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概要
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馬におけるCh10ramphenicol(以下CMと略す)の血中濃度変化を,経口的にCMおよびそのパルミテートを,また筋注ではCMおよびそのサクシネートを投与した後,化学的に定量した.経口投与の場合は両者とも8時間後まで5μg/ml以上の血中濃度を示したが,CMの筋注では血中濃度が5μg/ml以上にはならず,hyaluronidaseを同時に投与しても上昇はみられなかった.CM-サクシネートの筋注は経口投与のCMと同様に,高い血中濃度の上昇を示し,1時間後に30μg/mlの最高位に達し,8時間後には,6.5μg/mlを示した.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1968-02-25
著者
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