シアル酸結合型赤血球凝集素はBordetella bronchisepticaの定着因子と推定される(短報)
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概要
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シアル酸結合型赤血球凝集素(SBHA)を保有するI相株およびSBHA欠損変異株を用いて, Bordetella bronchisepticaの呼吸器定着におけるSBHAの役割を検討した. その結果, SBHA欠損株のマウス気管定着能は親株のそれに比べて著しく弱いことが明らかとなった(各株の50%定着量の比較から, SBHA欠損株の定着能は親株のそれの約1/1,000と考えられた). このことから, 本菌によるSBHAの保有と呼吸器定着の強さとの間の強い関連性が示唆された.
- 1997-01-25
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