ウシ伝染性鼻気管支炎ウイルスAlkaline DNase遺伝子の大腸菌での発現とその精製(短報)
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概要
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ウシ伝染性鼻気管支炎ウイルス(IBRV)ゲノムのユニークL領域にある1461塩基対の読み取り枠(ORF)は487アミノ酸からなるポリペプチドをコードし, 他のヘルペスウイルスのAlkaline DNase遺伝子と相同性を示す. このIBRV遺伝子(UL12)産物がDNase活性を有するかどうかを明らかとする目的で, UL12を大腸菌を宿主としpET-28a(+)ベクターで融合蛋白質として発現させ, 発現蛋白質の精製を行った. 蛋白質の分子量は57kDaで予想される分子量を示し, アルカリ性pHを至適条件としてDNAに対してexonucleaseおよびendonuclease活性を示した.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1997-01-25
著者
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Chung Yang-tsung
国立chung-hsing大学獣医学部
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Chung Yang-tsung
Department Of Veterinary Medicine National Chung-hsing University
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Hsu Weili
国立chung-hsing大学獣医学部
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