P41 中国地方における畦畔雑草の発生パターン(1-(1)分類、分布、群落、遷移)(1. 雑草)
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概要
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中山間地では基盤整備水田に大規模な畦畔法面が形成され、特に中国地方では水田に対する畦畔面積率が9%を超え、全国的に高い(H13)。畦畔の植生管理は刈り払いが主体であるが、中山間地での労働力不足は深刻化しており、省力的な雑草管理技術の確立が求められている。畦畔植生には侵食・崩壊防止機能を持つことに加え、草丈が低い、維持管理が容易、遷移の過程で消滅しない、イネと共通の病虫害を持たない等の特性が求められ、さらに生態系にできる限り負荷をかけないため在来草種の利用を検討する必要がある。本研究では、畦畔の環境条件に応じた植生導入を進めるために、畦畔造成後の年数、造成規模、土壌環境の異なる畦畔における雑草と野草類の発生パターンを明らかにする。
- 日本雑草学会の論文
- 2003-04-19
著者
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